KDC動物病院
当院は、飼い主様とのコミュニケーションを大切にし、治療方法や病気について等を、わかりやすく十分に説明をする『インフォームドコンセント』を重視しております。また、単に病気を治すといったことだけではなく、病気を未然に防ぐための予防医療や、飼い方・接し方などの相談なども、飼い主様へ丁寧に説明するよう心がけております。
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病気と予防

飼い主様の知識でペットを守る

飼い主様の知識でペットを守る

「病気と予防」というタイトルでお話をしていこうかと思っているのですが、飼い主様の"知識"については、病気や予防だけでなく、ペットとのコミュニケーションや、隣人の方々とのコミュニケーションをとるために、ペットとのふれあい方、マナーのしつけ方法、事故やトラブル防止のために飼い主様が何をすべきかなど、ペットと一緒に過ごし守っていくためには必要なものです。

その子その子によっても性格が違ったり、過ごす環境も違います。飼い主様が必要とする"知識"もまた、それぞれです。

そんな知識の中で「病気を知り、予防をする」事はとても大切なものだと思っています。

どんな小さな知識でもいいんです。その知識で、ひとつでも多くの飼い主様とペットの幸せを支える事ができると幸いです('▽'*)

雑誌や本、インターネットでもたくさんの情報があり、飼い主様自身で知識をふくらませることもできますが、疑問や質問があれば、お気軽に獣医師やスタッフにご相談下さい。


健康管理・健康診断

健康管理・健康診断
お家でもできること♪
★目やには出ていないかな?
★耳は汚れていないかな?ニオイはしないかな?
★眠たそうでもないのに、鼻は乾いてないかな?
★口は匂わないかな?
★爪が伸びすぎていたり、歩き方がおかしくないかな?
★お尻は汚れていないかな?
当院で行う健康診断♪
★健康診断かんたんコース
┗問診/触診/聴診/歯周病・皮膚チェック
★健康診断あんしんコース
┗かんたんコース+検便・血液検査(生化学/血球系)

※料金については「診察メニュー・料金一覧」をご確認下さい。


健康チェックは病気の予防や早期発見をするために"とても重要"な事です。

といっても、お家でできることはペットと触れ合ったり遊んだりしている時にできることばかりですので
気軽に行ってみましょう♪

ペットフードって大切!

ワンちゃんネコちゃんにあげるご飯は、食べれたら何でもいいや('▽'*)!
人間が食べれるんだから、ワンちゃんネコちゃんだって食べれるよ><!
だって欲しがるんだもん・・・。(´・ω・`)

いつも僕達の事を想ってくれて、守ってくれて、ありがとっ♪

・・・なぁんて考えてはいませんか?!「ペットフードができる前は、人が食べたものを食べてたんじゃないのー?」と思われているかもしれませんが、人間と犬と猫とは体のつくりが全然違います。必要とする栄養分や、必要ではない栄養分が全く違ってくるのです。

そもそも人間と一緒に暮らすようになる前は、調味料のついていない動物を狩って生活をしていた動物です。チョコも、ハンバーグも、パンも、お米も食べて生きてきた動物ではないのです。

チョコを食べるとチョコレート中毒を、タマネギやネギ類が入っている物を食べるとタマネギ中毒を起こしてしまいます。

(その子その子によって発症しやすい子、発症しにくい子がいますが、チョコレート中毒は死に至る場合もあり、タマネギ中毒は輸血が必要になる場合もあります。)

そこで、たくさんの年月をかけてワンちゃんネコちゃんに必要な栄養素や生体を研究してペットフードが作られています。今もまだペットの健康のために日夜努力されています。

今は医療用・ペットの健康を考えたペットフードまでもが一般的に販売されるようになりました。

消化を助ける子犬子猫用や、老犬老猫用をはじめ、尿結石を防ぐフード、歯周病を予防するフードや体重管理を目的としたフードなどがあります。

愛犬・愛猫にあう、ペットフードをお探しであれば、一度獣医師にご相談下さい。また、当院が取り扱っているフードの種類・料金の一覧もありますので、一度ご参考下さい。


狂犬病

狂犬病とは 感染経路

狂犬病ウイルスを持つ動物に舐められたり咬まれるなどして
唾液中に含まれるウィルスが傷口から体内に入り、感染します。

感染対象

全てのほ乳類

潜伏期間

感染した場所が頭に近いほど短くなるといわれ、早くて数日、一般には1ヶ月〜3ヶ月、遅くて数年と言われています。

発症

感染してからウイルスが脳髄にいたった時点で発症します。

発症後の症状と治療

●前駆期
┗発熱、食欲不振、痛みや痒みを感じます。
●急性神経症状期
┗不安感、恐水及び恐風症状、興奮性、麻痺、幻覚、精神錯乱などの神経症状がでます。
●昏睡期
┗昏睡 - 呼吸障害によりほぼ100%が死亡。
発症すると有効な治療法はなく、最短10日で死にいたります。死亡率は100%です。
※発症する前に暴露後ワクチンを接種することで発症を抑えることができます。
(初回のワクチン接種日を0日として、3日、7日、14日、30日、90日の計6回接種)
※発症前に感染の有無を診断することが出来ません。

どうして予防接種が必要なの? 狂犬病の発生状況

狂犬病は「暴れん坊将軍」でおなじみの江戸時代中期頃の記述に初めて登場し、九州地方(当時、鎖国時代の唯一の海外との窓口)から徐々に病が北上していく様子が書かれています。

日本で蔓延した狂犬病は、「都市型狂犬病」と言われ、犬や猫が感染源の人口が多い場所発症するものでした。

狂犬病の発症は、社会情勢の混乱が起きるたびに増え、たくさんの犬や人が感染し亡くなっていきました。

第二次世界大戦終戦後、社会的混乱が起き、再び狂犬病が流行したため、日本政府が昭和25年(1950年)『狂犬病予防法』を執行しました。

狂犬病予防法

★登録
┗飼い主の特定、継続的な管理責任、野犬との区別化

★予防注射
┗病理的な予防及び蔓延防止

★抑留
┗野犬や野良犬を抑え留める

★輸出入の際の検疫
┗狂犬病を国内に入れない

上記の「狂犬病予防法」の執行により、220年ほど続いた狂犬病の蔓延は、執行後わずか"7年"で国内の狂犬病をなくすことができました。

その後国内での感染はなく、現在に至ります。

ただ、国内での発症はないものの、国外では今現在も狂犬病の発症は多数確認されています。

輸出入の検疫は行われているものの、国外で発病が報告されているうちは、100%に国内での感染はしません!とは言い切れません。

過去の教訓を生かし、狂犬病のウィルスが存在する今現在も、狂犬病予防法を続けているという状態です。

昔と同じ事が起きぬよう、現在は狂犬病ワクチン接種を行うことが法律によって義務化し、登録や予防接種などを怠った場合、罰則により、20万円以下の罰金が科せられます(平成10年改正)

※厚生労働省の狂犬病ページはコチラ
(狂犬病について・法律について・Q&Aも載っています)

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